新しいRedfishのリリース2019.2では、標準化されたソフトウェア更新機能を追加

DMTFのRedfishリリース2019.2が、ダウンロード可能となりました。ハイブリッドなIT環境とソフトウェアデファインドデータセンタ(SDDC)のためのシンプルかつセキュアな運用を可能とすべく、最新のRedfish標準では、17のスキーマの改訂、Redfish仕様の改訂、開発者向けのリソースの追加が行われています。新しいリリースのハイライトの一つが、標準化されたプッシュ型のソフトウェアの更新です。これは、産業界からのフィードバックにより追加された機能です。

     Redfish 2019.2に含まれる内容のいくつかを紹介します。

    • 2019.2 Redfish スキーマバンドル - このzipファイルには、全ての最新バージョンのRedfishスキーマが含まれます。スキーマの改訂には、プッシュ型のソフトウェア更新を可能とするMultipartPushUpdateUriプロパティ「を含むUpdateServiceが含まれます。さらに、Linksの中のPCIeDevices配列は廃止され、新しいPCIeDeviceとPCIeFucntionコレクションの利用が推奨されます。
    • Redfish 仕様 v1.8.0 - Redfish仕様の最新リリースは、明確さを高め、ソフトウェア更新のサポートのために標準的なマルチパートHTTPを追加しています。また、新仕様では、SSE(Server-Sent-Event)のためのSubordinateResrouceパラメタを含み、OpenAPIドキュメントにアクセスするための固定のURIロケーションが追加されています。
    • Redfishリリース2019.2 概要 - このプレゼンテーション資料は、Redfish 2019.2のそれぞれのリビジョンについて説明しています。
    • セキュアブート鍵管理(作業中文書)-このzipファイルは、UEFIセキュアブートデータベースをRedifishを使って管理するための作業中文書を含みます。RedfishスキーマファイルのSecureBoot, Certificate, CertificatCollection及びSecureBootDatabaseCollecationの変更と、新たなスキーマファイルSecureBootDatabase, SecureBootDatabaseCollection, Sibnature及びSignatureCollectionが含まれます。ラックマウントサーバのモックアップとサンプルも含まれています。
    • Redfishスキーマ作成のクイックスタートガイド(新規文書)-スキーマ作成でよく使われる場面に焦点を当て、Redfish開発の初心者でも素早くRedfishスキーマを定義できるように簡潔かつ使いやすいガイドとなっています。
    • Redfishリソース、スキーマガイド-2019.2で改訂されたRedfishスキーマの人間可読なガイドはRedfishアプリケーション開発者とDevOps開発者がRedfishサービスとやりとりをするクライアント側ソフトウェアの教育のために作成されています。この標準の他の利用者もこのドキュメントの説明から得るものは大きいと思います。
    • Redfishリリースヒストリー - リリース毎に改訂されており、2016年以来の各リビジョンの内容の全体像を理解できるプレゼンテーション資料です。
    • Redfishプロパティガイド -スキーマ作成者向けに作成されたリファレンスであり、今回改訂されています。Redfishスキーマ中のプロパティ定義の場所を特定するのに役立ちます。

    開発者の方々は、是非これらの作業中のスキーマをレビュし、最終版になる前にコメントをお寄せいただきたいと思います。DMTF技術提案/フィードバックポータルからコメントを提出下さい。Redfishについて更に学ぶためには、開発者の方は、ここをクリックしてRedfish開発者ハブをご覧ください。ワンストップで高度な技術情報を含む、開発者による、開発者のためのサイトであるRedfish開発者ハブは、Redfishを使うために必要となる、全てのファイル、コミュニティによるサポート、チュートリアル及び高度な教育を提供しています。

       Redfishの技術的な活動は、DMTFのRedfishフォーラムで行われています。この標準化活動への参加方法、貢献の仕方を知るためには、ここをクリックしてください。