ご注意下さい。本ページの内容は改訂されておらず不正確な可能性があります。 現在のDMTFの活動、文書、標準については英語ページ https://www.dmtf.org ” をご確認下さい。

標準とテクノロジー(Standards and Technology)

DMTFは多くのハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダー、サービスベンダーが採用する管理標準を定義しています。標準に基づく管理をすることで、将来の独自性の問題を心配することなく、今、一番よい製品を選ぶことができます。


主な取り組み:DMTFクラウド管理ワークグループ

クラウドシステムの管理における相互運用性に取り組むワーキンググループを結成

 

企業のIT管理者たちは、顧客によりよいサービスを提供し、IT関連のコストを抑え、運用効率を改善するために、クラウド・コンピューティングや仮想化といったテクノロジーの導入を急速に進めています。

 

DMTFのクラウド管理ワークグループ(CMWG)は、相互運用性を促進するクラウド・リソース管理プロトコルやパッケージング・フォーマット、セキュリティ機構の開発を通し、クラウド環境間の相互通信の標準化に取り組んでいきます。

 

DMTFクラウド管理ワークグループの詳細

DMTFテクノロジーダイアグラム

DMTFの各種標準は、網羅的な運用管理能力を一括して提供する、よく定義されたインターフェースを通じて、IT環境の効果的な運用管理を可 能にします。DMTFの標準インターフェースは、クラウド、仮想化、デスクトップ、ネットワーク、サーバーおよびストレージを含む、マルチベ ンダー環境のITインフラストラクチャ、システムおよびネットワークの管理における相互運用性を可能にする上で極めて重要です。

DMTFの各種標準が、クラウド環境を含む今日のインフラストラクチャの各レベルにおける管理をどのように簡単にするかを示すアニメーションをDMTF運用管理 テクノロジーのページで見ることができます。


マネジメント・イニシアティブ

マネジメント・イニシアティブはDMTFテクノロジー群を踏まえた活動で、個別の垂直アプリケーションおよび業界に機能を提供します。マネジメント・イニシアティブには以下が含まれます。

DMTFテクノロジー(標準)

管理標準は以下のとおりです。

Webベースのエンタープライズ環境の管理(WBEM)
WBEMは、エンタープライズにおけるコンピューティング環境を一元管理するために開発された一連の管理およびインターネット標準テクノロジーです。WBEMの取り組みには、WBEMプロトコル、WBEMバインディング及びWBEMインフラストラクチャ(WBEM Infrastructure)が含まれます。
アラート標準フォーマット(ASF)
この仕様は、OS不在のクライアント環境に最適なリモート制御およびアラート・インターフェースを定義します。
オープン仮想化フォーマット(OVF)
DMTFのオープン仮想化フォーマット(OVF)は、仮想アプライアンスの可搬性と展開に対処するために設計されたパッケージング標準です。
システム管理BIOS(SMBIOS)
SMBIOS仕様は、x86アーキテクチャのシステムのBIOSインターフェースを拡張することでマザーボードとシステムのベンダーが自社製品の管理情報を標準フォーマットで提示する方法を扱います。
デスクトップ管理インターフェース(DMI)
DMIは、デスクトップPC、ノートブックPC、又はサーバーのコンポーネントを管理及び追跡するための標準フレームワークを生成します。CIMといったDMTFテクノロジーの急速な進化を踏まえて、DMTFはDMIの「終末」処理を行い、それは2005年3月31日に終了しました。
構成管理データベース連携(CMDBF)
構成管理データベース連携(CMDBf)標準は、構成管理データベース(CMDB)と他の管理データ・リポジトリー(MDR)の間の情報の共有を促進します。
プラットフォーム管理機能間通信(PMCI)標準
PMCI標準は、管理サブシステム・コンポーネント間の相互通信のための包括的な共通アーキテクチャを提供します。