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Redfish リリース2020.1はネットワークデバイスレジストリ、セキュアブートデータベースおよび署名をサポート

DMTFのRedfish®のリリース2020.1がダウンロード可能となりました。ハイブリッドなIT環境とソフトウェアデファインドデータセンタ(SDDC)のためのシンプルかつセキュアな運用を可能とすべく、最新のRedfish標準では、2つの新たなスキーマの追加、17のスキーマの改訂、開発者向けのリソースの追加が行われています。新しいリリースでは、ネットワークインタフェースカード/ネットワークアダプタに特有のイベントや状態の変化を提供するネットワークデバイスレジストリ、セキュアブートでの鍵管理及び署名がサポートされています。 Redfish 2020.1に含まれる内容のいくつかを紹介します。 

  • 2020.1 Redfishスキーマバンドル - このzipファイルには、全ての最新バージョンのRedfishスキーマが含まれます。スキーマの改訂にはネットワークインタフェースカード/ネットワークアダプタに特有のイベントや状態の変化を提供するネットワークデバイスレジストリの追加及びHTTPエラー状態を追加するためにメッセージを追加したベースレジストリの小規模な改訂を含みます。新しく追加されたスキーマには、Redfishを使ってUEFIセキュアブートデータベースを管理するためのSecureBootDatabaseの追加と署名の追加が含まれます。スキーマの改訂には、SecureBoot, Certificate, CertificateCollection, 及び CertificateLocations.が含まれます。
  • Redfish仕様v1.10.0 - このマイナーリビジョンでは、複数のリソースを単独の操作で更新することを可能とする”deep operations”の追加、セキュリティに関する構成変更、TLS v1.2以降対応の最低限の要求の設定が行われています。さらに、誤りの修正や明確化などがこのリリースで行われています。
  • Redfish リリース2020.1概要 - このプレゼンテーション資料は、Redfish 2020.1のそれぞれのリビジョンについて説明しています。
  • Redfish リソース、スキーマガイド - 2020.1で改訂されたRedfishスキーマの人間可読なガイドはRedfishアプリケーション開発者とDevOps開発者がRedfishサービスとやりとりをするクライアント側ソフトウェアの教育のために作成されています。この標準の他の利用者もこのドキュメントの説明から得るものは大きいと思います。
  • Redfish プロパティガイド - スキーマ作成者向けに作成されたリファレンスであり、今回改訂されています。Redfishスキーマ中のプロパティ定義の場所を特定するのに役立ちます。
  • Redfish プロパティガイド - スキーマ作成者向けに作成されたリファレンスであり、今回改訂されています。Redfishスキーマ中のプロパティ定義の場所を特定するのに役立ちます。

 開発者の方々は、是非これらの作業中のスキーマをレビュし、最終版になる前にコメントをお寄せいただきたいと思います。DMTF技術提案/フィードバックポータルからコメントを提出下さい。 Redfishについて更に学ぶためには、開発者の方は、ここをクリックしてRedfish開発者ハブをご覧ください。ワンストップで高度な技術情報を含む、開発者による、開発者のためのサイトであるRedfish開発者ハブは、Redfishを使うために必要となる、全てのファイル、コミュニティによるサポート、チュートリアル及び高度な教育を提供しています。 Redfishの技術的な活動は、DMTFのRedishフォーラムで行われています。この標準化活動への参加方法、貢献の仕方を知るためには、ここをクリックしてください。