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Redfish 2020.2がリリースされました

DMTFのRedfish®のリリース2020.2がダウンロード可能となりました。ハイブリッドなIT環境とソフトウェアデファインドデータセンタ(SDDC)のためのシンプルかつセキュアな運用を可能とすべく、最新のRedfish標準では、5の新規スキーマの追加、10のスキーマの改訂、開発者向けのリソースの追加が行われています。新しいリリースには、ストレージに特化したイベントあるいは状態変化の情報を提供するStorageDeviceメッセージレジストリのサポートが含まれます。Aggregate、AggregationService、AggregationSource、ConnectionMethod及びOperatingConfigのサポートも追加されています。Redfish 2020.2に含まれる内容のいくつかを紹介します。

  • 2020.2 Redfishスキーマバンドル - このzipファイルには、全ての最新バージョンのRedfishスキーマが含まれます。最新のスキーマには、Aggregate、AggregationService、AggregationSource、ConnectionMethodおよびOperatingConfigが追加されています。
  • Redfish仕様 v1.11.0 – このリビジョンでは、アグリゲーションに関する節が追加され、アグリゲーションを説明する文章と、アグリゲータ(サウスバウンドのサービスを統合、リソースコレクションの集約、URIのサニタイズ)に対する要求事項を規定を含みます。さらに、このリリースにはいくつかの誤りの修正と明確化が含まれます。
  • Redfish メッセージレジストリバンドル 2020.2 – メッセージレジストリバンドル(DSP8011)にはリリース済のRedfishメッセージレジストリが全て含まれます。2020.2 リリースでは、ストレージに特化したイベントあるいは状態変化の情報を提供するStorageDeviceメッセージレジストリのサポートが追加されています。
  • Redfish リリース2020.2 概要 – このプレゼンテーション資料は、Redfish 2020.1のそれぞれのリビジョンについて説明しています。
  • Redfish リソース、スキーマガイド - 2020.2で改訂されたRedfishスキーマの人間可読なガイドはRedfishアプリケーション開発者とDevOps開発者がRedfishサービスとやりとりをするクライアント側ソフトウェアの教育のために作成されています。この標準の他の利用者もこのドキュメントの説明から得るものは大きいと思います。
  • Redfish プロパティガイド - スキーマ作成者向けに作成されたリファレンスであり、今回改訂されています。Redfishスキーマ中のプロパティ定義の場所を特定するのに役立ちます。
  • Redfish リリースヒストリー - リリース毎に改訂されており、2016年以来の各リビジョンの内容の全体像を理解できるプレゼンテーション資料です。

開発者の方々は、是非これらの作業中のスキーマをレビュし、最終版になる前にコメントをお寄せいただきたいと思います。DMTF技術提案/フィードバックポータルからコメントを提出下さい。Redfishについて更に学ぶためには、開発者の方は、ここをクリックしてRedfish開発者ハブをご覧ください。ワンストップで高度な技術情報を含む、開発者による、開発者のためのサイトであるRedfish開発者ハブは、Redfishを使うために必要となる、全てのファイル、コミュニティによるサポート、チュートリアル及び高度な教育を提供しています。Redfishの技術的な活動は、DMTFのRedfishフォーラムで行われています。この標準化活動への参加方法、貢献の仕方を知るためには、ここをクリックしてください。